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まとめと次のステップ 結城洋志 株式会社クリアコード 実践リーダブルコード 2019-09-24 まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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講座の目的 ✓ 自分の開発チームに ✓ リーダブルなコードが 当たり前な文化の作り方を ✓ 持ち帰る まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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リーダブルコードの必要性 ✓ チームの開発速度の維持のため ✓ 継続的に改良・修正したい ✓ それも現実的なコストで まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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変更コストと開発速度 開発 速度 リーダブルな場合 開発速度が落ちにくい リーダブルじゃない場合 開発速度が落ちやすい 時間 まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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文化の作り方の流れ(1) ✓ チームでリーダブル基準を育む ✓ 「読む人」が 読みやすいなら リーダブル ✓ 「読む人」が変われば基準が変わる ✓ →読む人が違うのでチーム毎に違う まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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文化の作り方の流れ(2) ✓ 基準の育て方 ✓ 各メンバーがコードを読む ✓ リーダブルだと思ったコードを共有 ✓ チームとしてリーダブルかを判断 ✓ →チームの基準に加わる まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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基準の育て方(1) ✓ コードを読む文化を作る ✓ まず自分が読み始める ✓ リーダブルなコードを探す ✓ 見つけたリーダブルなコードを 他のメンバーに伝える(後述) ✓ →コードが読まれるという自覚が チームに浸透 まとめと次のステップ 今日やったのはここまで Powered by Rabbit 2.2.1
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基準の育て方(2) 次のステップ ✓ コミットを読む ✓ コード全体ではなく差分を読む ✓ 設計の仕方ではなく 開発の仕方が見える ✓ リーダブルなコードを 見つけるには適切 まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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基準の育て方(3) ✓ コミットの読み方 ✓ pull型よりpush型がよい (Git用のオススメツールあり:git-commit-mailer) (Subversion用のツールもあり:同梱されている) ✓ 読むコストが下がる ✓ 流し読む(負担が多いと続かない) ✓ 問題探し視点では読まない (必要ならコードレビューを実施) まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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基準の育て方(4) ✓ リーダブルコードの伝え方 ✓ Wikiに書く(全チームで有効) ✓ コードで伝える(上級チーム向け) まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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基準の育て方(5) ✓ Wikiに書いて伝える ✓ Wikiもdiffを通知できるようにする (RedmineとGitHub用はツールあり) ✓ 後で参照できるため ✓ 更新もできるため (リーダブルコードの基準は変わることもある!) まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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基準の育て方(6) ✓ コードで伝える ✓ 上級チーム向け (チームにコードを読む文化が根付いた後) ✓ リーダブルコードを真似てコミット ✓ →他の人:「またこの書き方だ」 ✓ →真似する人増加→チームが合意 ✓ →チームが合意→Wikiにまとめる まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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コードを読む文化 ✓ 新人の受け入れにも有用 ✓ 人の入れ替えにも有用 まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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どうして有用か 開発を通じて↓を伝えられる (ただし、上級チームになってから) ✓ チームが大事にしていること ✓ チームのリーダブル ✓ チームの開発スタイル まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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コードを読む文化 チームが大事にしていることを 開発を通じて伝えられる ↓ ✓ 新人の受け入れにも有用 ✓ 開発速度低下を抑えられる ✓ 人の入れ替えにも有用 ✓ リーダブル見直しのよい機会 まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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これからやること ✓ この講座をチームでもやる ✓ 資料はすべて再利用可能 ✓ 自分がコードを読み始める ✓ 自分が変更するコードの周辺から リーダブルコードを探す ✓ 見つけたリーダブルなコードを 他のメンバーに伝える まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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サポート(1) ✓ 今日の資料はすべて再利用可能 ✓ チーム内で同じ講座をできる まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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サポート(2) ✓ コミット読みの支援 ✓ OSSとしてツールを公開 ✓ コミット毎にメールで通知(diff入り) ✓ Git、Subversionで使える ✓ GitHub、GitLab連携もできる まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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おしらせ コードリーダー育成支援 http://www.clear-code.com/services/code-reader/ リーダブルなコードが 当たり前な文化づくりを支援 まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1
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クリアコード ✓ クリアなコードが大切 ✓ クリア == clear == 意図が明確 ✓ クリアなコードはリーダブルコード みなさんのチームが リーダブルコードが当たり前な チームになることを応援します! まとめと次のステップ Powered by Rabbit 2.2.1