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IETF 116 Yokohamaに
参加してきました
うなすけ (中村 勇介)
ISOC-JP IETF116報告会
2023-05-25
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自己紹介
なまえ: うなすけ (中村 勇介)
しごと: フリーランス (Webアプリケーションプログラマ)
QUICをRubyで実装しようとしている (道半ば)
GitHub https://github.com/unasuke
Mastodon https://mstdn.unasuke.com/@unasuke
Twitter https://twitter.com/yu_suke1994
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IETF 116 Yokohamaに参加するいきさつ
RFCというものは知っていた
IETFやRFCになる前のInternet-Draftに関しては無知
社内で「IETF行くぞ!」の発言
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「IETF行くぞ!」
へーRFCの発行元がIETF(改めて認識)
次は横浜なのか
……行くしかない、のかな?
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うだうだ期
日本とはいえ高い……でも海外行くよりはるかに安い
QUICを実装しようとしてるんだぞ?
国内での開催ってそんな頻繁じゃないぞ?
行かいでか!
「うなすけ IETF 116」で検索
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問題意識
「どうすればもっと人々がIETFに来てくれるのか」
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IETFは知られているのか?
さすがに “RFC” を知ってる人は多いはず
ではIETFは?
RFCがどのようにつくられるのかを人々はいつ知るのか
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たとえばRubyKaigiはどうか
https://rubykaigi.org/
Rubyに関心のある人々の集まり
RubyKaigi 2023はつい先日長野県松本で開催
チケットは1200人分売れた(らしい)
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RubyKaigi
参加費を会社が出してくれるのはなぜか
Rubyを使って開発している
採用目的
楽しい
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IETFにあてはめると……?
IETFでの議題が直接ビジネスに関係するのか?
そうでない会社が多数
IETFに露出が増えて採用に繋がるのか?
「IETFに経費で参加させてくれる」なら、まあ……?
IETFに参加するとなにが嬉しいのか?
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IETFに参加するとなにが嬉しいのか?
単純に最新技術が決まっていく場として面白い
今、何が問題意識として世の中に出現しているのかがわかる
e.g. post quantam certificate
「会える」
これはオンライン参加にはないメリット
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再度RubyKaigiを見てみる
なぜみんな松本まで行くのか
明日からの業務に役立てられる発表は少ないのに
なぜ会社は参加を後押ししてくれるのか
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楽しそう
https://twitter.com/search?
q=%23rubykaigi&src=typed_query
https://twitter.com/search?
q=%23rubyfriends&src=typed_query
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楽しそう
こうあるべきとは言わない
「なんかキラキラしてて苦手」という感想もわかる
でも「楽しそう」
「来年は参加してみようかな」
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つまりどういうことか
コミュニティが「いきいき」している
そのコミュニティに参加すると楽しそう
標準化の世界はこわくない
一般に、難しい話をしている場はこわいと思われがち
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私達にできること
参加記を書く
まずはIETF Meetingというものがあることを知ってもらう
それが楽しそうな場だと思ってもらう
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余談 「経費で参加できないんでしょ?」
本当に?
自分の稼動先では会社負担になった
単純に行きたいという人が少なかっただけ……?
まずは「行きたい!」という声を上げること