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Rubyの日本語リファレンスマニュ
アルの現在と未来
Kazuhiro NISHIYAMA
株式会社 Ruby 開発
松江 Ruby 会議 11
2024-10-05
Powered by Rabbit 3.0.3
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self.introduction
西山 和広
株式会社 Ruby 開発 www.ruby-dev.jp
github など: @znz
Ruby のコミッター
https://github.com/rurema の管理者
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アジェンダ
るりまの説明
現状
やりたいこと
手伝ってほしいこと
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るりまとは ?
Japanese Ruby reference manual
Rubyリファレンスマニュアル刷新計画
https://github.com/rurema
rurema/doctree - ドキュメントのソース
rurema/bitclust - るりま用の独自システム
rurema/generated-documents - 生成したHTML
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閲覧用サイト
公式サイト https://docs.ruby-lang.org/ja/
https://docs.ruby-lang.org/ja/latest/ 常に最新安定版
https://docs.ruby-lang.org/ja/3.3/ バージョンごと
https://docs.ruby-lang.org/ja/3.2/ バージョンごと
https://docs.ruby-lang.org/ja/master/ 常に開発版
るりまサーチ https://docs.ruby-lang.org/ja/search/
Groonga, Rroonga を使った専用検索システム
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ドキュメント更新の流れ
rurema/doctree のドキュメントを更新
RD という「Rubyリファレンスマニュアル刷新計画」以前のドキュ
メントで使われていた記法ベースにした bitclust 独自記法
bitclust で変換
バージョンごとの独自データベースに変換
るりまサーチ もこのデータベースを参照している
rurema/generated-documents の GitHub Actions で HTML 生成して
rurema/generated-documents に反映
docs.ruby-lang.org に反映
git pull して反映、るりまサーチのインデックス更新
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ドキュメントの内容の現状
最近のバージョンにおいついていないところがある
何がおいついていないのかもまとまっていない
メソッドごとの対応はしやすいので、かなりおいついている ?
文法の変更などの対応状況は未確認
NEWS の翻訳もおいついていない
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今後の予定
bitclust の Markdown 対応
貢献してもらいやすくするため
bitclust の使い方のドキュメントをまとめなおし
`docs.ruby-lang.org/ja/ の改善
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Markdown 対応の残作業
bitclust への型付けをしつつコードリーディングの続き
現在作業中
kramdown への型付け (まだなければ)
開発環境の devcontainer 化 (bitclust 開発者向けと
doctree 執筆者向け)
devcontainer の設定は入れた
bitclust の markdown 対応
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rurema の markdown 対応
bitclust に markdown 対応機能追加
markdown 移行前に doctree の pull request 一掃
doctree で markdown に一部書き換え
doctree の書き換えでわかった bitclust で
markdown 対応の問題点修正
rurema-search の markdown 対応
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rurema の markdown 対応
doctree で全面的に markdown 対応
doctree の RDベース記法のドキュメント削除
bitclust から RD 対応を削除
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同時やること
bitclust の使い方のドキュメントをまとめなおし
コントリビュートしてもらうときの手順など
現在は使えなくなっているツールなども残っているかも
ドキュメント執筆補助ツール (bitclust の tools) 再整備
使えないものを削除するなどの整理
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その他のやりたいこと
irb でのドキュメント表示対応
サンプルコードの ruby.wasm での実行対応
rurema/generated-documents の生成済ファイル汎用化
埋め込まれているタグなどの関係で docs.ruby-lang.org 専用
→ うまく分離したい
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docs.ruby-lang.org関連
docs.ruby-lang.org の環境軽量化
HTML 生成部分は GitHub Actions 化完了
https://github.com/ruby/docs.ruby-lang.org
にある ansible の playbook も現状と合わないので
EC2 インスタンス作り直し? 別環境へ移行?
脆弱性のある古い js の対処 ( あれば )
古い jquery などが残っているかどうかなどの確認から
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docs.ruby-lang.org関連(できれば)
古いバージョンの db-* の再生成
るりまサーチで古いバージョンの検索ができない
HTML 配信元を EC2 から S3 バックエンドか
何かに移行 (?)
rurema-search は生成されるインデックスだけで 600M 越え
(heroku の slug の 500M 制限超過) で
静的ファイルのホスティング + Heroku への移行は無理そう
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今でも手伝ってほしいこと
ドキュメントの更新
メソッドの追加・変更・削除あたりは手をつけやすい
「Ruby x.y 対応」の issue の作成やメンテナンス
未翻訳の NEWS などの翻訳
文法などのクラスやメソッド以外のドキュメントの構成
開発ドキュメントの更新
bitclust の使い方のまとめなおし
pull request 作成までの動作確認方法など
よく使うコマンド一覧の作成など
現在は使えない機能や制限があれば追記
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MD 対応で手伝ってほしいこと
Markdown 対応前
型に詳しい人は ruby-jp Slack の #types で相談にのってほしい
Markdown 対応時
RD から Markdown への書き換え
書き換え時にあった問題点の報告
Markdown 対応後
Markdown でのドキュメント更新
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最後に
ドキュメントの誤字脱字なども含めて
https://github.com/rurema/doctree/issues
でいつでも受け付け中
issues に対応してくれる人も増えてほしい
人が少ないので放置されがちかも
pull request のレビューをしてくれる人も増えてほしい
pull request 作成までの手順とかもまとまっていると良さそう
何かあれば ruby-jp Slack の #rurema もどうぞ
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